お料理 仕出し おおぞね の日記
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強肴!!
2012.11.11
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強い肴・・・
何のこっちゃ?
と思われる方も多いと思います。
懐石料理の献立を書くとき
先付・・・
椀・・・
向付・・・
焼き物・・・
などと、料理の種類を表す表題を付けます。
その中の一つが、
「強肴」
と書きます。
どんな意味かと言えば、
献立の終盤、
亭主がもう少しお酒を楽しんでいただきたい・・・
と酒肴を出す場合、
この表題が使われます。
私の場合は、
酢の物やサラダなど献立の終盤にサッパリしたものを・・・
と思いこの言葉を使う場合が多いです。
甘い、辛い、酸っぱい、ショッパイ・・・
や
味の濃淡など・・・
献立は、起伏を付けて舌を飽きさせないように・・・
また、
春夏秋冬も加味しながら・・・
食材も重複しないように・・・
と、さまざまな事柄に縛られます。
時には、頭をパンクさせながら・・・(苦笑)
そんなことに気が付いてもらえたら、
これも板前冥利につきますね(笑)